私のスランプ克服法 | ビジネス便利屋のここだけの話

私のスランプ克服法

やはり暑くなってきましたね。昨日は、一日中都心にあるお取引先をまわっていました。


 なるべく日陰を選んで歩いたつもりだったのに、家に戻って顔を見ると真っ赤に日焼けしているのです。昔はこの程度では日焼けしなかったのになぁ。


 紫外線が強いのでしょうか。オゾン層の破壊が一層進んでいるのかも。層急に一層のオゾン層対策を世界各国の層意にもとづいて層起してもらいたいものです。


 さて、今日は私のスランプ克服法について書きたいと思います。しかし、何をもってスランプというのでしょう。まわりから見ると別に普通じゃん、と思われるケースもあり、上司から何やってんだと怒鳴られ、ドツボにはまっているケースもある。


 ただ意外と、まわりは本人ほど悩み、苦しんではいないのではないでしょうか。本人だけが、スランプじゃ~と悩み、這いずり回って脱出しようとするが、ますます泥沼にはまってしまうのはよくあることです。


 元巨人の中畑は、いつも、ぜっこうちょ~!!!って言ってました。ああなると、少々打撃成績が悪くなってもスランプだとは誰も思えない。


 スランプとは、まわりから調子が悪いと思われ、なおかつ本人がそれについて思い悩んでいる場合である、と私は勝手に定義します。


 だから、本人が悩んでいなければスランプではない。それが、究極のスランプ克服法ではないか、と。

 私は血液型A型ということもあり、わりと小さなことでも悩むタイプかもしれません。結構、ストレスには弱い。若い頃から、心配事があると眠れないことも何度かありました。それで、そういった性格を改善しようと、いろいろな本を読んで、スランプやストレスの解消法を研究したのです。


 そしてその中から自分なりに、役立つと思って抜き書きしたのが、以下の項目です。


●人間万事塞翁が馬と考える。

 
  
…とにかく、今取り組んでいる物事に対して、全力で頑張る。しかし結果が失敗であってもくよくよしない。災いが福を呼ぶ場合もあるし、福が災いを呼ぶ場合もある。


 確かにこれはありますよ。私の知っているケースでも、人より早く出世して、将来を嘱望されていた人が、まわりの嫉妬から足をさんざん引っ張られるケース。真面目で責任感の強かったその人は、心労から病気になり、五十代前半の若さで亡くなってしまいました。


 トップで出世しなければ、亡くなることはなかったかもしれません。もちろん、その逆のケースもある。

 歴史を見ると、もうホント、塞翁が馬の繰り返しだと思います。ちょっとぐらい良いことや悪いことがあったとしても、その結果は、長期的なスパンに立って見なければわからない場合が多い。ちょっとぐらいのことに一喜一憂しても無駄だと言っていいのかもしれません。


 もちろん、いい結果を目指して最善の努力はする。しかし、その結果に関しては一喜一憂しない。そういった長期的なスタンスで考えれば、ストレスも低減できるはずです。要は気の持ち方ってことですね。




●仕事に対する考え方を変えてみる。

 …つまり客観的にいろいろな角度からものごとを考えてみる。たとえば、仕事にゲーム感覚を取り入れるというのはどうでしょう。


 たとえば、ある人が尿管結石で入院したそうです。この尿管結石の痛みって、人間が感じる痛みの中で、一番キツイ痛みなんだとか。
 さて、その人は激痛の中で、当然ストレスがたまります。苦しみながらも、ちょっとその痛みに対して考え方を変えてみようと思ったそうです。

 それは、「人間、どこまで痛みに耐えられるか、ためしてみよう」と思ったこと。そのとき、感じたのは、「本当にキツイときは、気絶する。痛いと感じるときは、それほどではない」ということでした。そう思ったとき、不思議と今までの激痛が耐えられる痛みに変わったそうです。


 私も同じような経験があります。若い頃、毎日飛び込み訪問で新規取引先を勧誘していたときのこと。
 うまくいく日もあれば、まったく調子が上がらない日もある。二十軒も連続して、けんもほろろの応対で断られれば、今日はスランプじゃ~と、暗くなる。陰気な顔をした営業マンなんて、誰も相手にしません。だからますますドツボにはまる。


 そのとき考え方を少し変えてみました。「どれだけ断られれば制約できるか、ひとつためしてみよう」と。

 その感覚は、自分が悲劇の主人公という主観的立場じゃないんですね。その悲劇の主人公が出ている熱血根性ドラマを、ポップコーンを食べながら固唾を呑んで見守っている観客になったような気分とでもいうのでしょうか。本人は苦しんでても、傍から見て、「今にきっと良いことがある、頑張れよ」って、客観的に応援している立場。


 ちょっと考え方を変えるだけで、気分がす~っと楽になるのですよ。「ちいさいことにくよくよするな」という本が、かつてベストセラーになりましたが、その本の中でも同じようなことを言っています。


 本人の気の持ち方次第で、ストレスを感じないですむらしい。


 このほかにもスランプ克服法はいろいろありますよ。この続きは、また明日書きます。